韓国旅行案内



初めての韓国旅行は旅行社のツアーが良いです。

少し慣れたら個人旅行でも良いかと思います。
旅行社のツアー中で自由時間があれば行ってよいの場所を何カ所か書いております。
又は下に付けてある「韓国観光公社」のホームページから探してみるのも良いでしょう。




韓国観光公社 ⇒

http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/index.kto






「ソウルのツアー中で自由時間があった場合」

まずは朝鮮時代の宮殿かと思います。
ソウルは朝鮮時代からの都です。今から600年余の前です。
ソウルの真ん中に漢江(한강)が流れていますが朝鮮時代の時には漢江の北に都がありました。
そんな訳で朝鮮時代からの古い名所は全部江北だと思えばいいでしょう。
まずは四つの宮殿があります。四つともにそんなに離れてないです。
景福宮(경복궁)、昌徳宮(창덕궁)、昌慶宮(창경궁、これはほぼ跡地)、徳寿宮(덕수궁)です。
繁華街としては鍾路(종로)一帯と仁寺洞(인사동)、明洞(명동)一帯がいいでしょう。
又南大門市場(남대문시장)、東大門市場(동대문시장)などでの買い物もいいかと思います。
時間があれば国立中央博物館、国立現代美術館や南山公園(남산공원)もいいです。
漢江の南、いわゆる江南(강남)は1970年代以後にできた新しい地域です。
ソウルの中心から少し離れれば朝鮮王朝の幾つかの王陵(왕릉)があります。
又、北にすすむと北朝鮮が見える統一展望台(통일전망대)があり展望台から見る臨津江(임진강)もいいです。






韓国の世界遺産

<世界文化遺産>

「宗廟」1395年創建)
朝鮮王朝時代の王と王妃の位牌が祀られている廟。
ソウルの中心部に位置し、祭礼楽で有名な宋廟祭礼は毎年ここで行われる。
「社稷壇」、「景福宮」と共に創建。

「昌徳宮」
優雅な朝鮮王朝時代の面影を残す昌徳宮は、朝鮮王朝時代後期の正宮であった。
その奥には池や大木の林があり当時の造形芸術の粋を偲ばせる美しい庭、秘苑に続いている。

★参考、朝鮮王朝の宮殿
「景福宮」(1395年創建);壬辰倭乱時焼失後、1865年重建、1936年に「朝鮮総督府」
「昌徳宮」(1405年創建);壬辰倭乱時焼失後、1640年重修、離宮
「昌慶宮」(1419年創建);壬辰倭乱時焼失後、1616年重修
「徳壽宮」(1593年創建);古名「慶雲宮」、「明禮宮」、行宮

「仏国寺と石窟庵」
仏教を国教とした統一新羅の建造物。慶州の山奥に建てられた石窟庵では、当時の仏教建築・美術を堪能することができる。
「佛国寺」;751年に、金大成が前世の父母の為に吐含山に「石佛寺」(石窟庵)を、現世の父母の為に「佛国寺」を創建した。
「多宝塔」;国宝20
「釈迦塔」;国宝21

「海印寺蔵経板殿」
高麗高祖の時代、他国の侵入に対して仏教の力で国を護るために作られた約8万枚に木版に彫られた経典が保管されている。
この木版は、高麗八万大蔵経ともよばれている。

★参考、三大寺院
「海印寺」;伽倻山、802年に、順應大師、利貞大師により創建。「法宝」
「通度寺」;霊鷲山、646年に、慈藏律師により創建佛。「佛宝」
「松廣寺」;曹溪山、新羅末期、慧琳僧により創建。「僧宝」

「水原華城」
18世紀、朝鮮王朝第2代正祖によって造られた。
5.5キロに及ぶ石積みの城壁や楼門、水門が現存するほか、設計図や詳しい築城方法が残っている。

「支石墓」
江華島や全羅北道の西海岸側、全羅南道・和順などに多く残されている。
紀元前20003000年前の石器時代に造られたもので、訪れる人々を圧倒している。

「慶州歴史遺跡地区」
新羅王朝の都として約1000年栄えた慶州には、さまざまな遺跡が残されている。
現在も発掘が進められているこの地区は「屋根のない博物館」とよばれ、古墳や天文台また文武王の離宮跡である雁鴨池などの遺跡がある。






<世界無形遺産>

「宗廟祭礼及び宗廟祭礼樂」
歴代の朝鮮王朝の王と王妃の祭祀を行う際に演奏される音楽と踊り。
15世紀、朝鮮王朝4代世宗の時代に古来からの音楽を編曲し、宗廟で演奏されるようになった。

「パンソリ」
“パン”とは演じられる場所、“ソリ”とは声・音という意味で、朝鮮王朝時代から庶民の間で広く親しまれてきた芸能。
独特の発声法をもつ歌い手と、鼓手の二人によって語りと唱で物語が演じられる。






<世界記録遺産>

「訓民正音」
韓国語を表記する固有の文字、ハングルは朝鮮王朝第4代世宗の勅令により1443年に創られた表音文字である。
当時は訓民正音と呼ばれ29文字あったが、現在では14の子音と10の母音が使われている。

「朝鮮王朝実録」
朝鮮王朝時代の王、太祖から哲宗までの25代472年間の歴史を編集したものである。
各王ごとに分けられ記録がなされている。

1413年(太宗13年);太宗実録15
1426年(世宗8年);定宗実録6
1431年(世宗13年);太宗実録36
1445年(世宗27年);春秋館、全州史庫、星州史庫、忠州史庫の四つの史庫に保管
1592年;春秋館、星州史庫、忠州史庫の3史庫焼失
1660年;鼎足山史庫、太白山史庫、赤裳山史庫、五台山史庫の四つの史庫に保管

現在、鼎足山史庫本、太白山史庫本たけがソウル大学に保管されている。
赤裳山史庫本は終戦後遺失し、五台山史庫本は東京大学に保管したが1923年関東大震災の時焼失した。

「直指心体要節」(直指心経)
1377年に高麗の僧、白雲和尚(清州、興徳寺)が禅徒らに禅道と禅の心を諭し受け継ぐように著わしたもので、金属活字(世界最古)で印刷された。
参禅して人の心を直視すれば、その心性すなわち仏の心を悟るようになると説かれている。

「承政院日記」
承政院は、朝鮮王朝時代に国王の秘書室としての役割を果たした機関である。
「承政院日記」は承政院で扱ったことを記録したもので、現在では、当時の政治・経済・国防・社会・文化等がわかる歴史書として高く評価されている。
前半は壬辰倭乱時焼失、現存するのは1623年から1894年までの記録。
「備邊司謄録」、「日省録」と共に貴重な史料である。







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